v10.0
- ID:
-
24180
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0502
- 見出し:
- びわ湖源流の森づくり:オニグルミ、里帰り育苗 トチノキも植林へ
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/shiga/news/20120501ddlk25040311000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- オニグルミとトチノキを種や苗から育てる「びわ湖源流の森づくり」の第1回育苗が30日、高島市新旭町針江の休耕田で行われ、地元や県内などから約110人が参加した。オニグルミの実は川を流れ下って湖岸に漂着。これを育てて山に里帰り植林し、水源の森を世代を超えて育もうという取り組み。参加し
た嘉田由紀子知事は「水の循環も意識した、おそらく初めての試み」と高く評価した。
湧き水を生活に使うカバタで知られる針江住民らの生水(しょうず)の郷(さと)委員会(美濃部武彦会長)が水源となる森に思いをはせ「山と里と湖を結びたい」と発案。トチノキ巨木林伐採を機に生まれた巨木と水源の郷をまもる会(青木繁会長)のトチノキ育苗・植林運動と手を結んだ。
休耕田に植えたのはオ二グルミの実約120個と幼木十数株、芽吹いたトチの実や苗約500株。参加者は高校生やガールスカウトの地元小学生ら子どもも大勢いて、青木会長は「下流の人たちの思いを上流に伝える息の長い取り組み。君たちが大人になっても続けて」と訴えた。
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