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- ID:
- 23814
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0322
- 見出し:
- 伐採後の植樹木 順調な生育
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20120321-OYT8T01276.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 国や県など速玉大社調査
植樹された木の順調な生育が確認された所有林復旧管理連絡会議の調査(新宮市相筋で)
新宮市の熊野速玉大社の所有林が昨年4月に無断伐採された問題で、国、県、同市でつくる「所有林復旧管理連絡会議」は21日、伐採後に植えた木を調査した。予想以上に順調な生育ぶりで、「追加植樹の必要はない」と結論づけた。
無断伐採の責任を問われた同市森林組合は、昨年6月、県などの指導でシイやカシ、ヤマザクラなど9種類338本を植樹。シカなどの食害を防ぐため、木の周りにネットを張った。
この日の調査には、同会議のメンバー7人が参加し、植樹した苗木のほか、切り株から芽が出る萌芽更新の状況も調べた。50センチ前後だった苗木が1メートル近くまで育っていたほか、切り倒されたヤマザクラの切り株から1メートルを超える枝が伸びていることを確認した。
刀禰有樹・県森林整備課課長補佐は「思ったより成長がいい。暖かくなれば、一気に大きくなるだろう。追加で植える必要はないだろう」と話していた。
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