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- ID:
- 49614
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0202
- 見出し:
- 輸出入とも3年ぶり増 清水港の昨年貿易概況
- 新聞・サイト名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110201/CK2011020102000133.html
- 写真・動画など:
- 【イラスト】
- 記事内容
- 御前崎港、輸出増も輸入は減少
名古屋税関清水税関支署が31日発表した清水港の2010年貿易概況(速報値)によると、輸出額は前年比21・5%増の1兆4550億円、輸入額は15・7%増の6689億円で、ともに3年ぶりに増加した。
輸出はアジア地域の新興国の経済成長に支えられ、自動車部品、原動機などが伸びた。輸入は清水港に液化天然ガスの備蓄タンクが1基新設されたため、液化天然ガスの増加などが寄与した。
輸出では、二輪車類が19・6%減だったが、自動車部品が35・7%増、原動機が59・3%増など自動車関連の伸びが目立った。輸入は木材が26・7%減、二輪車類が15・6%減だったが、液化天然ガスは68・3%増のほか、絶縁電線・絶縁ケーブルが55・6%増、パルプが50・0%増と伸びた。
地域別では、輸出はアジアが33・2%増、米国が22・4%増、欧州連合(EU)が13・0%増といずれも増加。輸入は主力のアジアが17・6%増、米国が5・4%増となり、欧州連合は9・5%減だった。
御前崎港の輸出は18・7%増の2809億円で2年ぶりに増加した。輸入は25・6%減の208億円で2年連続の減少となった。
12月の清水港は前年同月比8・7%増の1226億円、輸入は9・7%増の560億円。輸出は12カ月連続、輸入は11カ月連続でそれぞれ増加した。
御前崎港は輸出が8・4%増の285億円、輸入が53・7%増の19億円だった。
清水支署は清水港の10年の輸出入状況について「輸出入とも過去最大だった07年比では輸出が63%、輸入も77%にとどまっている」としている。
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