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- ID:
- 49569
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0127
- 見出し:
- 西いぶり定住自立圏共生ビジョン、6首長会議で決定へ
- 新聞・サイト名:
- 室蘭民報
- 元URL:
- http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/01/26/20110126m_01.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 有識者などで構成する西いぶり定住自立圏共生ビジョン懇談会(座長、永松俊雄室工大教授)が25日、室蘭市石川町の西いぶり広域連合会議室で行われ、パブリックコメント(意見公募)と出席委員の修正意見が確認され議論を終えた。同案に盛られた初年度(平成23年度)事業費見込みは3億円余り
で、2月中に行われる6首長会議で最終決定する。
この日は、各自治体で現在、査定中の予算を積み上げた事業費見込みが初めて示された。21事業中、金額が示された広域観光基盤整備事業など17事業費の総額は3億1325万3千円。
9856万8千円が充てられる広域観光基盤整備事業は、ジオパークや縄文遺跡、自然・産業遺産を活用した観光推進のため、観光エリア拠点施設整備とネットワーク機能を強化。圏域全体の集客力向上を図る。さらに、7021万8千円で行う広域観光サービス提供促進事業では、観光ルート開発やホス
ピタリティー向上へ向けた人材育成、一元的な着地型旅行商品の発信・提供を行う圏域内限定旅行業者代理業の取得や市場調査を実施する。
観光分野以外では、再生可能エネルギー導入促進事業に8668万9千円を充て、公共施設に木質ペレット暖房機や太陽光発電施設、風力発電施設などを導入。医師・医療機関連携システム構築事業では、通信回線の接続費用に122万2千円を見込んだ。
懇談会では、これまでに出た委員による意見と1月14日までのパブリックコメントに対し、室蘭市の考え方が示された。市側は(1)計画に意見を反映(2)既に計画に盛り込まれている(3)今後、施策事業を検討・実施する際の参考(4)意見の主旨を反映できない―の四つに整理。委員からは「食の安全啓
発事業では、どのような基準で安全を認定するのか」といった質問が出され、今後の課題として残された。
2月14日の副市長級会議を経て28日の首長会議で最終案を決定。3月の各市町議会で報告される予定。
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