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- ID:
- 50884
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0630
- 見出し:
- 唐崎の松に支柱/根本の負担緩和
- 新聞・サイト名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001106290001
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 近江八景の一つ「唐崎の夜雨(やう)」で知られる唐崎の松に、長さ10メートルほどの支柱を取り付ける作業が28日、大津市唐崎1丁目の唐崎神社で始まった=写真。
作業を担当した辻井造園(大津市坂本2丁目)の辻井博行社長(41)によると、この松は3代目で、樹齢200年ほど。上部の重みで根本に負担がかかる恐れが出たため、支柱を取り付けることになったという。
支柱は近くの日吉大社境内にあったヒノキの間伐材を利用。支柱で支えると松は横へと伸びるといい、1921年まであった2代目の松は唐崎神社の境内を覆うほどだったという。辻井社長は「先代のようになるまで100年も200年もかかるだろうが、大切な松を守る仕事に携わることができ、やりがいがある」
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