v10.0
- ID:
- 50443
- >年度
- 2011
- >月日:
- 0512
- >見出し:
- 両足を無くした男性、山に登って10年間に3000本以上も木を植える
- >新聞・サイト名:
- らばQ
- >元URL:
- http://labaq.com/archives/51662336.html
- >写真・動画など:
- 【写真】
- >記事内容
- 健康であっても、ひとつのことを長く続けることは非常に難しいものです。
中国で両足のない男性が、もう10年も木を植え続けていると言い、その数は3000本を越えるそうです。
河北省に住むMa Sanxiaoさん(62歳)は退役軍人で、敗血症により1984年に片足を切断、もう片方の足も2004年に失いました。
しかし両足が無いことは彼を止める理由とはならず、この10年間に3000本以上の木を植え続けてきたそうです。
毎朝5時前には起床し、義足を付け、山を登ります。数百メートル登るだけで40分以上もかかり、登るというより這うという状態で進みます。
Maさんは両足を切断してからというもの、財産のすべてを売り払うことになり、かなりの借金を抱えてしまいました。そこで木を育てて売ろうと2001年から木を植え始めたのがきっかけだそうです。
その後、退役軍人の年金が増額されたことで生活は改善し、木を売る必要がなくなりましたが、今度は山を緑にしたいと環境のために植え続けることにしたそうです。
恵まれた環境にあっても続けることは簡単ではありませんが、積み重ねていけば何かを成し遂げることができると、そう証明しているように思えます。
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