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- ID:
- 50441
- >年度
- 2011
- >月日:
- 0512
- >見出し:
- 「式年遷宮」準備着々と
- >新聞・サイト名:
- 産経新聞
- >元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/110512/mie11051203560004-n1.htm
- >写真・動画など:
- なし
- >記事内容
- ■宮大工ら御用材加工作業慎重に
伊勢市の伊勢神宮で内宮や外宮にある社殿を20年ごとに造り替え、神々を遷す儀式「式年遷宮」を平成25年に控え、新築する社殿に使う御用材の加工作業などを進めている山田工作場が11日、報道陣に特別公開された。
今回から、内宮と外宮の造営が一括して行われている山田工作場は外宮に隣接しており、平成17年ごろから遷宮に向けた作業を本格始動。この日は、報道陣約70人が参加し、作業の一部を見守った。
このうち、内宮の御用材などを加工する現場では、ヒノキの香りが漂う中、宮大工らが真剣な表情で木材と向き合い、かんなやノミで木材を削ったり線を引くなど、慎重に作業を進めていた。
式年遷宮は1300年以上続く伝統行事。御用材は長野県と岐阜県で伐採された木曽ヒノキや神宮内の森で育てた木など計約1万本で、大小さまざまな柱や壁板、くさびなど約8万点以上の部材を取るという。山田工作場は、内宮の宇治工作場と同様、大正11年に設置された施設で面積約8・8ヘクター
ル。製材棟や乾燥棟などがあり、宮大工約60人を含む約140人が勤務している。
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