v10.0
- ID:
- 50208
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0407
- 見出し:
- ミラノサローネに初めて作品を出した日本人デザイナーの代表作
- 新聞・サイト名:
- JDN
- 元URL:
- http://www.japandesign.ne.jp/episode/110406/
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- ミラノサローネに初めて作品を出した日本人デザイナーの代表作
アルフレックスの定番テーブル「MONTAGNA」。
「W」字型の木の脚とガラスの天板。脚は、ジャンプしそうな、もしくは尺取り虫のように歩き出しそうな、動きを感じる形。そこに透明なガラスが載ります。シンプルですが明確な印象を与えるのは「W」字型の強さでしょうか。ラックとして雑誌などを置けるという実用性も併せ持ちます。
脚部は幅1143、奥行き550、高さ338mm。天板は脚とほぼ同じサイズと、一回りほど大きなサイズの2種あります。脚は木質・仕上げの異なる計7種。天板はクリヤーとタペストリー加工(サンドブラスト後に化学処理)の2種。
デザイナーは川崎文男(1950-)。73年に桑沢デザイン研究所を卒業。アルフレックスジャパンをはじめとしたデザイン事務所を経て、84年に自身の事務所を開設。「MONTAGNA」は93年のデザインです。
88年のミラノ・サローネでは、日本人として初の作品出展をはたしました。
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