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- ID:
- 50177
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0405
- 見出し:
- めざせ「日本一の桜の里」 伊那市が地域づくり計画
- 新聞・サイト名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www8.shinmai.co.jp/flower/2011/04/04_013281.php
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 伊那市は、桜を軸に景観形成や地域づくりを進めるための指針にする「日本一の桜の里づくり計画」をまとめた。市内の桜は高遠城址(じょうし)公園が有名だが、各地の公園や寺社などにも名所があることから、「桜への思いやり」を育みながら、長く親しんでいくための住民や市の役割を示している。
市は2006年の3市町村合併で、市の花をツツジから桜に変更。計画策定に向けて職員が市内を調べたところ、高遠城址公園や春日公園、美篶下県の国道361号沿い、美篶青島の三峰川堤防などに計1万2千本余の桜を確認した。ただ、手入れについては地域の関わり方に温度差があり、病気の木
も目立ったという。
計画は「桜を愛し、育み、親しむ桜の里」を市の将来像に掲げ、本年度から10年間の取り組みをまとめた。具体的には、地域ごとに桜を管理できるよう、リーダーとなる市認定の「地域桜守」を養成し、市民向けの手入れの手引書を作成。小中学校の「お花見給食」や、寺社の古木の新たな文化財指定な
どで「桜への愛着」を持ってもらいたいとする。
公園や運動場、学校などの公共施設では、市振興公社の桜守が各管理者向けに講習会を開く。写真撮影などにふさわしいよう、桜の名所周辺に木製ガードレールを導入するなど景観も整備。地域の桜の愛護団体同士が交流する場も設ける。市建設課は「桜は日本を代表する花。多くの人に親しまれ
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