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- ID:
- 49889
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0303
- 見出し:
- キツネが化けた!?不思議なケヤキ
- 新聞・サイト名:
- 西日本新聞
- 元URL:
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/229582
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 日田市城町2丁目の西光寺(高山大巌住職)で、門徒会館の玄関に飾られたケヤキのついたてが、キツネをはじめ、さまざまな動物に見えると、話題になっている。
ついたては、台を除くと、高さ約193センチ、幅は最大約92センチ、厚さ約7センチ。元大工で門徒の高尾長良さん(75)=同市誠和町=が10年ほど前に友人から購入し、倉庫に保管していた建築資材の一つ。丸太を切って応接台やついたてを作るのが趣味だった高尾さん。3年前、寺のために何か作り
たいと考えている時、不思議な形のケヤキ材を建材の中に見つけ、長男一弘さん(48)と紙やすりで4日がかりで磨き上げたという。最後に台を取り付け、ついたてとして同寺に寄贈した。
門徒や来客はついたてを見ると、一様に「珍しい」とびっくり。副住職の妻高山蘭子さん(39)によると、何に見えるかの感想の中で、最も多いのはキツネ。目の輪郭と目玉、鼻、口、耳、前足、ふわふわとして直立した尻尾まで、そっくり。ほかに、犬、オオカミ、キリン、ニワトリと見る人も。高山さんは「長い歳月
をかけてこういう形になったのでしょう。自然の造形の不思議さを感じます」と話した。
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