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- ID:
- 49883
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0302
- 見出し:
- 「四万十ヒノキ」ブランド化
- 新聞・サイト名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001103010001
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 四万十川流域の高品質ヒノキ材を「四万十ヒノキ」のブランド名で全国に売り出そうと、四万十市と四万十町、中土佐町、三原村の4市町村が28日、四万十市役所で協定を結んだ。10年後の2021年3月末まで、森林整備や公共施設の木造化、安定供給などに結束して取り組む。
幡多・高幡地域は四万十川の水、気候風土に恵まれ、流域産のヒノキは独特の赤みと香りがあって抗菌・防虫効果に優れる。建築関係者には知られているが、全国的には知名度の低さが課題だった。
協定の締結式には七つの森林組合や県などの幹部約30人が出席。調印後、四万十市の田中全市長は「日本で一番良質なヒノキ。ブランド化は地域産業振興の目玉になる」とあいさつした。四万十町の高瀬満伸町長は「四万十町は県内で一番広く、87%が森林。それを生かさないと町の発展はない」
。中土佐町の池田洋光町長は「きょうは歴史的な日」などと語った。
各森林組合長からは「神社仏閣用に人気が高い。安売りはしたくない」「人工乾燥で色つやや香りが飛んではいけない」などの発言があった。
今後、4市町村の担当課長会で「四万十ヒノキ」の定義を協議。各森林組合が協力して地域団体商標として登録する予定。
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