v10.0
- ID:
- 46258
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0603
- 見出し:
- 大阪欄間 榎芳商店 大胆で緻密 名工の創意工夫 (3/3ページ)
- 新聞・サイト名:
- MSN産経
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/100602/art1006021248003-n3.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 松竹梅などが彫られた数々の欄間を見せてもらった。大胆な彫りと緻密(ちみつ)な彫りが見事に同居している。それが設置される天井と鴨居の間を想像してみる。欄間の機能は和室の換気と採光だ。そうしたところにも自らの道具を作り出して技を競ってきた、工人たちの心意気に触れる思いがした。(文:早瀬
廣美/撮影:飯田英男/SANKEI EXPRESS)
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■榎芳商店 元禄時代(1688~1704年)に欄間師として活躍した川崎屋治平が1717(享保2)年に創業。以来、大阪欄間の伝統を現在に伝える。大阪欄間には屋久杉の木目を生かし近江八景などを立体的に彫りだした「彫刻欄間」、さまざまな形を透かしに切り抜いた「透かし彫り欄間」などに加え、
衝立や建具、神社仏閣彫刻などの木製品がある。大阪市西区北堀江1の2の16。(電)06・6541・8895。
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6月から「京都MONO語り」の取材範囲を少し広げ、タイトルも「かんさいMONO語り」とします。
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