v10.0
- ID:
- 48734
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1118
- 見出し:
- シロヤシオツツジ:保護へ、広葉樹など40人除伐--那須・中大倉山 /栃木
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20101117ddlk09040078000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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林野庁塩那森林管理署と奥那須の森ボランティア協議会は16日、那須町の中大倉山で、日当たりを遮る広葉樹などを除伐して、群生するシロヤシオツツジを保護する活動を行った。
中大倉山周辺には、樹齢300年の古木など約3万本のシロヤシオツツジが群生しているが、広葉樹に日差しを遮られて枯れるものも見られることから3年前から保護活動を実施している。
今回は、募集に応じた人や同署員、同協議会会員ら計40人が参加。ノコギリを手に、うっすらと雪が積もった群生地に入り、シロヤシオツツジの保全に影響あるモミの木や雑木を次々と伐採。宇都宮市からやってきた遠山あづささんは「シロヤシオがきれいな花を咲かせてくれるといいですね」と作業の手を進めていた。
参加者たちは、伐採作業に続き、谷本丈夫・宇都宮大学名誉教授の「中大倉山周辺の植生について」と題した講演に耳を傾けた。
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