v10.0
- ID:
- 48474
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1101
- 見出し:
- ヒノキ香るシャンプーいかが
- 新聞・サイト名:
- 山梨日日新聞
- 元URL:
- http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/10/31/8.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 自宅の風呂で森林浴気分を満喫-。小菅村の温泉施設「多摩源流 小菅の湯」は、村内の間伐材を使ったエッセンシャルオイルを配合したリンスインシャンプー「ひのきほの香」の販売を始めた。村内に拠点を設ける多摩川源流大学と連携して商品化に成功。売り上げの一部を村内の森林整備のための
基金に充てるなど、環境保全にもつなげたい考えだ。
同施設によると、シャンプーはアミノ酸の洗浄成分や天然保湿成分に加え、ヒノキ油が原料の芳香剤「ヒノキエッセンシャルオイル」を配合。ヒノキ独特のすがすがしい香りが広がり、リラックス効果を実感できる。ヒノキは村内の間伐材で森林保全にもつながるという。
温泉利用者からの要望を基に、新たな特産品として考案した。小菅村と東京農業大が共同企画する多摩川源流大学の関係者が協力し、学生らが商品名とラベルデザインを募集。商品名は約1万3千通の投票で決まったほか、ラベルは多摩美術大生による、小菅村のロゴマークをモチーフにしたデザイン
を採用した。
商品は同温泉物産館で扱っている。料金は260ミリリットル入り1280円で、売り上げの一部は温泉を運営する財団法人が創設している「源流の森再生基金」に充てられる。
現在は関連商品のシリーズ化に向け、肌を乾燥から守る「オールインワン・ゲル」やボディーソープの発売に向けた研究を進めている。担当者は「温泉施設としてオリジナルのアメニティーグッズを充実させ、村内の魅力を多くの人に伝えたい」と話している。
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