v10.0
- ID:
- 48472
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1101
- 見出し:
- たまおこしの暦 来年は葉の絵柄
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20101031-OYT8T00685.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 多摩地域の有機農家、デザイナー、商店主らでつくるグループ「たまおこしの会」は、多摩産の木材を使った卓上カレンダー「たまおこしの暦」の2011年版を発売した。6作目となる今回は、葉っぱを原寸大で描く創作活動に取り組んでいる立川市の画家、群馬直美さんに絵柄の制作を依頼した。
たまおこしの暦は、木製スタンドに厚手の紙をかけて使うタイプのカレンダー。日の出町の身体障害者施設「日の出舎」で多摩産の木材を加工してスタンドの板を作り、多摩産の間伐材25%、古紙75%の紙を使用している。環境を考えて、大豆インクで印刷している。
同会では、多摩の林業活性化を目指し、06年版から手がけており、販売収益は森の保全・再生活動に寄付している。カレンダーの絵柄は、年ごとに写真家や画家などに依頼している。
「葉画家」を自称している群馬さんは今回の絵柄に、鮮やかな赤色のトウカエデや、虫食いの跡が本物のようなイタドリなどを描いた。多摩産の木材で作られた紙の特質であるザラッとした質感が、葉っぱの絵の存在感を引き立てている。
カレンダーは、1785円(税込み)。スタンドのみ1050円、カレンダーのみ735円。「オリオン書房ノルテ店」(立川市)や、雑貨店「パトアシュ」(昭島市)、「カフェスロー」(国分寺市)で販売しているほか、国分寺市の宅配書店「サンタポスト」((電)042・322・7120)でも注文を受け付けている。
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