v10.0
- ID:
- 48275
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1020
- 見出し:
- 枝打ちや炭焼き体験 黒滝村商工会が初企画
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/nara/news/20101019ddlk29040578000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
-
山仕事を通して吉野林業の伝統を知ってもらおうと、黒滝村商工会が初めて企画した「山守(やまもり)体験ツアー」が同村で開かれた。東京や県内から9人が参加し、2日間にわたって枝打ちや炭焼きなどを体験した。商工会は体験型観光として定着を目指す。
山守は、村外の山林所有者の依頼を受けて、山林を管理する専門家。古くから地域外の資産家が山林を所有してきた吉野独特の制度だ。
参加者は樹齢10年余りの植林地で、山守が実演する杉、ヒノキの枝打ちを見学し、「1日100本も作業する」と聞いて驚いた様子。斧(おの)やノコギリで実際に枝打ちを体験し、若い女性グループは「皮の香りがいい」「切った枝で箸(はし)を作りたい」などと話していた。
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