v10.0
- ID:
- 48143
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1014
- 見出し:
- 高校生の県内雇用促進へ 県教委、メッセで初PR
- 新聞・サイト名:
- 徳島新聞
- 元URL:
- http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/10/2010_128693297378.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 14日から3日間、徳島市内のアスティとくしまで開かれる「徳島ビジネスチャレンジメッセ2010」に徳島県教委が初出展する。高校の産業教育の現状や成果を紹介し、高校生の県内企業への就職につなげるのが狙い。開幕を控え、生徒らが展示パネルなどの準備を進めている。
県教委は三つの展示スペースで工業、商業、農業高校をPRする。
工業部門には、木材加工や電子回路組立、旋盤、測量などに取り組む生徒を紹介したパネルを掲示。ものづくりの四国大会や全国大会に出場した生徒の作品も並べる。
自作の木製プランター、LEDを制御する基板を出品する徳島科学技術3年の田中侑弥さん(18)と林宏幸さん(18)は「多くの人に見てもらえるので光栄。自分の技術に誇りも持てる」と話す。2人は展示準備も手伝っている。
商業部門では、鴨島商業の生徒が開発したドレッシング、美馬商業の生徒が販売に携わっている地元特産品などを紹介。農業部門では、阿波農業と三好の生徒が進めているアレルギーが少ないメロン栽培、高級キノコ・ホンシメジ栽培の研究成果を発表する。
今年のメッセには200企業が出展予定で大勢の来場が予想される。県教委は、企業関係者が県内高校に関心を持ち、企業と高校との接点ができることを期待している。
このほか、県教委は会場に小学生200人を招き、クイズ形式で環境技術などを学ぶ「エコテクキッズツアー」も開く。
【写真説明】展示品などの準備を進める林さん(左)と田中さん(中)=徳島市内の徳島科学技術高校
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