v10.0
- ID:
- 48140
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1014
- 見出し:
- カンボジア貧困層 支援へ新ファンド
- 新聞・サイト名:
- 産経新聞
- 元URL:
- http://www.sankeibiz.jp/business/news/101014/bsl1010140501002-n1.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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ミュージックセキュリティーズ(東京都千代田区)は、カンボジアの貧困層の自立支援および国内林業の活性化を目的に、新たなファンドを相次いで立ち上げた。
カンボジア向けファンドの「カンボジア3」は、出資金の中から現地の人に5000~100万円の範囲で事業資金用として貸し出し個人の自立を促す。
これまで2回にわたって延べ490人から約1300口を集め、調達資金は合計で4000万円近くに達している。同社証券化事業部の杉山章子さんは「寄付でなく投資による貧困削減が共感を呼び、『カンボジアの人を応援したい』という方々に支えられている」という。
カンボジア3は来年3月まで募集する。1口当たりの募集金額は3万円で、運用期間が3年、利回り2~3%。これまでは期間終了後に分配金が一括で支払われていたが、今回は1年ごとに分配する。
一方、国内林業活性化の「ワリバシファンド」は、割ばし製造販売のワリバシカンパニー(岐阜県高山市)と提携し来年3月まで募集する。1口当たりの募集金額は2万5000円。ワリバシカンパニーは間伐材を約3平方メートル当たり2万5000円で購入し、林業の活性化につなげる。
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