v10.0
- ID:
- 47635
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0909
- 見出し:
- 地域防災対策に１千億円 政府、地方を重視
- 新聞・サイト名:
- 共同通信
- 元URL:
- http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090801001185.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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政府は８日、経済対策の基本方針に盛り込んだ、ゲリラ豪雨などの防災対策に１千億円程度を充てる方向で調整に入った。経済対策の財源とする２０１０年度予算の予備費のうち約１割を地域の防災対策に回し、地方重視の姿勢を打ち出す。１０日に閣議決定する経済対策の柱となる。
地方自治体からは、国の権限や財源を大幅に地方に移譲する政府の「地域主権改革」が進まないことに批判が続出。民主党代表選で小沢一郎前幹事長が地方重視を前面に押し出していることも踏まえ、地域の防災対策を拡充することにした。
国土交通省の補助事業として実施する道路や河川の改修、港湾整備などに７００億円程度、森林12157件保全などの農林水産省の補助事業に２５０億円程度をそれぞれ充てる方向で検討している。
国の補助を受けて自治体が公共事業を実施する場合、通常、自治体は地方債を発行して財源を調達するため、地方債の償還費用の一部を国が補てんすることも検討課題になる。
経済対策は予備費の残りの約９２００億円が財源。政府は８月３０日に決定した基本方針で「地域の防災対策」を雇用対策や消費刺激と並ぶ柱に掲げている。
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