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- ID:
- 47633
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0909
- 見出し:
- 「リースのまち」へ連携 盛岡市と民間団体
- 新聞・サイト名:
- 岩手日報
- 元URL:
- http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100908_9
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 盛岡市は7日、同市上田4丁目の市産学官連携研究センターで公募型協働推進事業「Waのまちもりおかリースプロジェクト」の概要を発表した。同プロジェクトはリース作りや材料収集、学習会や展示会の開催を通じて環境教育の推進と観光振興を目的に発足。リースを通じた森林資源の活用と彩りあるま
ちづくりを目指す。
同プロジェクトは、同市農林部林政課とNPOハートフルワークいわて(江見夏恵代表)、県森林組合連合会、市森林組合、岩手大アートフォーラムなどで組織。市が5月に募集した企画提案方式によるNPO協働推進事業に選ばれた。
各団体が連携して▽小学校での山と森の学習会▽リース材料の収集体験▽リース製作・講習会▽リース展開催-などを行う。
リースの材料となるのは樹木の成長を阻害するつる性植物や間伐材。土台となるつる性植物は市森林組合が提供し、講習会ではリースの飾りとなる間伐材や松ぼっくりを利用した花やフクロウのオーナメント製作を行う。
講習会で製作したリースは12月1日から開催する屋外展示「リースのまち」で、肴町商店街などのハンギングバスケット用のポールに設置する予定。同2日からは同市中ノ橋通1丁目のプラザおでってで市民公募の作品展「Waのまちもりおかリース展」の開催も予定している。
江見代表は「リースには森の素材と出合って形になっていく面白さがある。気軽にできるのでぜひ多くの人に参加してほしい」と呼び掛ける。
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