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- ID:
- 47596
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0907
- 見出し:
- 海外資本、私有林406ヘクタール購入 09年道調査
- 新聞・サイト名:
- 北海道新聞
- 元URL:
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/249847.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
-
海外の企業・個人が2009年に買い付けた道内の私有林が、少なくとも7カ所、計406ヘクタールあったことが6日、道の調査で分かった。海外資本による道内の森林211件買収をめぐっては道議会から実態把握を求める声が出ており、道は道内で森林を所有する企業約2200社を対象に、初のアンケート
を行うなど調査を進める方針だ。
道によると、09年に道内で私有林を取得した企業は200社。そのうち中国と英国に所在する企業が後志管内の蘭越、倶知安、ニセコ各町と砂川市の計4カ所で取得していた。面積は砂川市の292ヘクタールが最も広く、蘭越町が58ヘクタール、倶知安町が2ヘクタール、ニセコ町が1ヘクタールで計353
ヘクタールだった。
さらにニュージーランド、オーストラリア、シンガポールに所在する個人が倶知安、ニセコ両町と日高管内日高町で3カ所で取得。面積は倶知安町36ヘクタール、日高町11ヘクタール、ニセコ町6ヘクタールで計53ヘクタールだった。
これら7カ所に関しては、取得の目的について所在地の市町村からの聞き取りなどを行ったが、明確に把握できていないという。
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