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- ID:
- 47575
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0903
- 見出し:
- ヒノキの香りの教室で新学期 茂木・中川中一般教室の木質化完了
- 新聞・サイト名:
- 下野新聞
- 元URL:
- http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20100903/376430
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 【茂木】町が校舎の内装木質化工事を進めていた中川中(69人)で、一般教室棟の工事が完了した。1日からヒノキの香り漂う教室で新学期が始まり、生徒たちはフレッシュな気分で学校生活を楽しんでいる。
木質化は文科省のエコスクール(環境に配慮した学校施設)パイロット・モデル事業の認定を受けて実施。2008年12月完成の茂木中に次ぐ。木材の優れた保湿効果が得られ、スギ、ヒノキを豊富に産出する町の地産地消を促す効果もある。
同校使用のヒノキ木材は学区内の河井地区町有林4・5ヘクタールから、60年生(胸高直径36センチ以上)をスギとともに約270本間伐した。昨年9月に切り出し、葉枯らしや町内製材業者による製材、乾燥を経て7月に着工した。
校舎は鉄筋コンクリート2階建ての一般教室棟(A棟)と同3階建ての管理・特別教室棟(B棟)。8月末にA棟の教室、廊下などの壁面約710平方メートルが完了した。校長室などがあるB棟も壁面約380平方メートルが9月末に完了する。総事業費は国の補助を含む1100万円。
机といすも町内の焼森山のヒノキ製だ。新学期が始まったばかりの2日、ヒノキの香りが漂う教室で給食を楽しんでいた2年生、桧山真依さんは「教室が明るくなった。木の香りが気持ちいい」。3年生の小林秀一君も「すがすがしい気分で勉強も集中できそう」と話した。
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