v10.0
目黒区美術館
- ID:
- 47401
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0825
- 見出し:
- 造り物 関大生初出品…氷上・愛宕祭開幕
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://osaka.yomiuri.co.jp/university/society/20100824-OYO8T00228.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 建築学科コンペ優秀作…つり下げた木の端材「通り抜け」
関大生が出品した体験参加型の造り物(兵庫県丹波市氷上町成松で) 「造り物」は成松地区で江戸時代から始まったとされる。陶磁器や造花、金物などの材料から1種類を選び、世相や流行などをテーマに約1週間かけて共同作品を作り、出来栄えを競う。
◇
今年は町内11組がアルミ部品製の「余部鉄橋」、陶器でできた「江戸城伏見櫓(やぐら)と二重橋」、ドングリや松ぼっくり、竹の皮など植物で作った「ゲゲゲの鬼太郎」などを出品した。
関西大の作品は、審査の対象外の一般参加だが、「造り物」の伝統を踏まえながら、現代感覚を取り入れた。建築学科内で設計コンペを行い、優秀作品に選ばれた作品を共同制作。
同市内の製材所と家具店から集めたトラック3台分の端材を釣り糸で天井からつるし「山」を表現。通り抜けもできる体験型の作品に仕上げた。タイトルは「ガレージにいる、山の子ども」。16~18人の学生が4日がかりで完成させた。永廣正昭・成松造り物保存会長は「『体験型』の要素を取り入れた全く新
しい発想の造り物。刺激、活性化につながる」と評価していた。
24日は、軽トラ市やめぐり愛コンサート、納涼花火大会などが行われる。
..