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- ID:
- 46843
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0715
- 見出し:
- 木曽ヒノキの間伐材使ったはし利用 飯田合庁食堂
- 新聞・サイト名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_159099
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 飯田市の県飯田合同庁舎の食堂は7月から、使い捨ての割りばしに代わって、木曽ヒノキの間伐材で作った白木のはしの利用を始めた。再利用をすることでごみを減らすとともに、森林資源を活用するのが狙いだ。
14~16日には、毎月恒例の「信州を味わう日」の一環として、稚アユの南蛮漬けなどを取り入れた特別メニュー「天竜川の恵み御膳」も提供。森林整備や河川環境を考えるきっかけにしてほしいと呼び掛けている。
間伐材で作ったはしは「木曽ひのき」の焼き印が押してある。食堂の利用客に食器と一緒に返却してもらい、洗って再利用する。今のところ、「木の香りがしていい」「使いやすい」などと客の評判は良く、中には「買いたい」と話す人もいたという。
食堂と一緒に「味わう日」の企画を考えている県下伊那地方事務所地域政策課は、将来は飯田下伊那地方の間伐材を使ったはしも活用したいとしている。
同地方の天竜川の本支流では6月12日にアユの友釣りが解禁になったことから、7月の「味わう日」のメニューは天竜川をイメージ。今が旬の稚アユを使ったほか、ワカサギのかき揚げ、ウナギのかば焼きなど水産物の料理が豊富だ。1日50食限定で700円。
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