v10.0
- ID:
- 46460
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0617
- 見出し:
- 古木・巨樹調査:後世に引き継ごう 県内各地で開
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20100616ddlk37040595000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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地域のシンボルとして愛されている古木や巨樹を後世にきちんと引き継ごうと、県内各地にある古い樹木の調査が15日、始まった。県がNPO法人と連携し、3年間で県内全域の保存木など304カ所の現状を調査。必要に応じて土壌改良などの処置をし、樹勢回復やよりよい保存につなげていく。
樹木医らでつくるNPO法人香川のみどりを育(はぐく)む会がボランティアで調査に協力。樹勢の回復治療には、NPO法人瀬戸内オリーブ基金などの助成を活用する。
調査のスタートは、洲崎寺(高松市牟礼町牟礼)の樹齢約300年といわれているイチョウ。樹木医らが樹高や枝張り、幹の太さのデータを計測したり、枝や葉の状態を確認した。診断した樹木医、小原義猛さん(67)は「先端の樹勢が弱まっている。かつて落雷に遭った時の影響で内部に腐朽が進み、全
体の活力が落ちていると推測できる」と指摘、衰退度は5段階中3番目の「不良」と判断した
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