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木造建築のネツト記事
ID :  15458
公開日 :  2010年 3月20日
タイトル
[昭和モダンの古民家、秋田で一般公開へ
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20100319-OYT8T00883.htm?from=os4
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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 昭和初期に建てられた秋田県仙北市角館町の古民家「石黒恵家 けいけ 」が、4月16日から一般公開される。
 当時としてはモダンな和洋折衷の造りが特徴で、歴史を学ぶ場やイベント会場などに利用してもらおうと市が修復した。武家屋敷で有名な同地区に、ひと味違う歴史的建造物が加わることになる。
 石黒恵家は、仙北市長などを務めた石黒直次さんの「石黒家」の分家に当たり、近くには本家の武家屋敷「石黒家」もある。
 市文化財課によると、石黒恵家の建物は1935年の建築。玄関を入って左側に板間の洋間、右側には子供部屋をしつらえるなど洋風の造りを取り入れており、当時の伝統的な民家とは趣が異なる。99年5月、家族と 千葉県に移り住んでいた持ち主の石黒恵さん(故人)が、旧角館町に建物を寄贈した。
 市は2008、09年度、約5900万円をかけて家を修復。屋根を全部取り換えたり、腐食した土台を直したりした。外壁も、なるべく元の板をきれいにして使うようにしたという。武家屋敷が建つ「伝統的建造物群保存地区 」内にあるため、家の周りに一部使われていたブロック塀を取り除き、生け垣を植えて景観にも配慮した。
 市文化財課は、「子供から大人まで、歴史を学んだり、くつろいだりしてもらう場所になれば」としている。仙北市民の利用は無料。市外の人が利用する場合は500円で、事前予約が必要。問い合わせは同課(0187・43 ・3384)。