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木造建築のネツト記事
ID :  12586
公開日 :  2009年 7月19日
タイトル
[宮城県産材住宅に助成 最大80万円県が林業振興策
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090719t12032.htm
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写真:
 
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宮城県は県産材で住宅を新築する個人に最大80万円を助成する林業振興策を始める。不況で新規住宅着工戸数が減少して需要低迷が続くため、県内林業のてこ入れを図る。
 8月3日~11月25日、助成を希望する施主を募集する。毎月25戸に延べ床面積に応じて60万~80万円を助成する。応募が多い場合は抽選で、締め切りは毎月25日。事業費は7000万円。
 対象は在来工法の新築一戸建て木造住宅で、梁(はり)や柱など主な部分に県産材を60%以上使うことが条件。県産材のうち20%以上を品質の一定基準を満たした「優良みやぎ材」にする必要がある。
 県産木材は1980年代には50万立方メートルを超える生産量があったが、その後は減少し、2002年には37万立方メートルに落ち込んだ。国際価格上昇に伴って生産は回復に転じ、08年は59万立方メートルにまで 増加した。
 昨年秋以降、不況で新規住宅着工が減り、県産木材生産が頭打ちになり、県が消費拡大策を決めた。
 県は「経済活性化、県土保全、地球温暖化防止にもつながる」と説明している。連絡先は県林業振興課022(211)2912。