ID :
12516
公開日 :
2009年 7月11日
タイトル
[高校生ものづくりコンテスト全国大会 木材加工部門
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090711-OYT8T00992.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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ものづくりの学習成果を発表する場として開かれる第9回「高校生ものづくりコンテスト」全国大会の木材加工部門に、名古屋市立工芸高校建築システム科2年、岡本悠希さん(16)が、中部ブロック代表として
初出場する。同校から全国大会に出場するのは昨年に続き2回目の快挙だ。
大会は11月15日に横浜市の関東学院大学で行われ、同部門では10人が課題として与えられた木材を加工し、屋根の一部を組み立てて建築技術を競う。岡本さんはテスト勉強や所属するテニス部の練習をこなしな
がら、大会に向けて練習を重ねている。ひたむきな姿を見て、コンテスト出場に興味を示す後輩も増えたという。
小学生の頃から家族で祖母の家のベランダを修理するなど木工に親しんでいた岡本さんは、中学3年生の時、同校を見学した際、深見信規教諭(33)らが行っていた同コンテストの練習を見て、自分もいつか出場した
いと心に決めたという。
毎日朝7時から練習に励み、6月13日に浜松市で行われた東海大会で優勝、見事全国大会への切符を勝ち取った。しかし作品には満足しておらず、「反省を生かして全国大会では確実に勝ちにいきたい。早起きして
お弁当を作ってくれる母のためにも頑張ります」と意欲を見せている。
「将来は手作業にこだわって、古来からの日本の技術を使った家を建てたい」と夢を語る岡本さん。深見教諭も「愛知のものづくりの実力を全国の舞台で見せて」と期待を寄せている。