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木造建築のネツト記事
ID :  11946
公開日 :  2009年 5月17日
タイトル
[アサヒの森5・4haのヒノキ、スギを文化材に
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新聞名
サーチナニュース
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元URL.
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0518&f=business_0518_023.shtml
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写真:
 
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文化財に指定されている木造建築物には樹齢150年を超える大木が求められるが、こうした木材を文化材として育てようと、アサヒビール <2502>は広島県庄原市から三次市にわたり保有している社有林「アサヒの森」(2165ヘクタール)の俵原山に植わるヒノキとスギの森林5.44ヘクタールを「文化材」として、文化遺産を未来につなぐ森づくりのための有 識者会議・文化財創造プロジェクトに登録した。
  同社の社会環境推進部によると、登録した森林のエリアにはヒノキ約4400本、スギ約1800本が植わっている、という。
  同社では「日本には世界に誇る木造建築物の文化財が数多く存在します。これまで木造文化財が長期にわたって維持されてきたのは、木がもっている優れた耐久性と宮大工の高度な修理技術の賜です。用材の確保と 伝統技術の継承により、多くの木造文化財が守られてきましたが、乱伐や山林の荒廃により、この用材の確保が困難になりつつあります。そのため、社会貢献活動の一環として登録いたしました」と趣旨を説明している。
  今回登録された森林に植わるヒノキやスギは同社が60年以上にわたって育ててきた。