ID :
9211
公開日 :
2008年 10月30日
タイトル
[安土城建てた天才宮大工 来秋公開!「火天の城」製作発表
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新聞名
中日スポーツ
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2008103002000165.html
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元urltop:
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写真:
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安土城(現・滋賀県安土町)を建てた宮大工の半生を描いた戦国築城エンターテインメント映画「火天(かてん)の城」(田中光敏監督、来秋公開)の製作発表が29日、京都市右京区の東映京都太秦撮影所で
行われ、主演の西田敏行(60)らメーンキャストが勢ぞろいした。ヒノキをふんだんに使った製作費4000万円の豪華セットも披露され、西田は「先達の素晴らしい技術に敬服した」と感動していた。 天下統一の野望をも
くろむ織田信長が琵琶湖畔に建てた安土城。5層7階、日本で初めて天主を持つ巨大建築を可能にしたのは天才宮大工・岡部又右衛門(西田)だった。映画では現在の金額で総工費1000億円とも言われる安土城の全容
が明らかになる。
9月3日にクランクイン。3分の2を撮り終えた西田は「戦国時代でありながら戦や破壊行為ではなく、建築を描いたプラス思考の強いドラマ。これまでにない時代劇の切り口」と自信を見せた。また「各国の映画祭でい
ろんな賞を取ると、7割方決めています」と“信長並み”の野心をのぞかせ、「英語、フランス語、イタリア語のスピーチを練習しておかなきゃ」と笑わせた。
信長を演じる椎名桔平(44)は、この日初めて衣装姿を披露し「10年くらい前から一度はやってみたかった役。戦闘シーンがない中で、信長像をどう演じるか日々考えています」と表情を引き締めた。又右衛門の娘役の
福田沙紀(18)は時代劇初挑戦。「とても大きな作品で、私自身も早く見たい。大好きになっています」とうれしそうだった。