ID :
8927
公開日 :
2008年 10月 1日
タイトル
[県産材ドールハウスづくり教室-杉のぬくもり実感して
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080930ddlk19100063000c.html
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元urltop:
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写真:
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県産の杉に直接触れて関心を持ってもらおうと、財団法人・県緑化推進機構が主催する「県産材ドールハウスづくり教室」が10月18、19の両日、甲府市の小瀬スポーツ公園芝生広場で行われる。県産木材の
普及を目的に05年から始まり、これまで20回ほど開催された。
ドールハウスは高さ約30センチ、幅約50センチ。子供でも1時間ほどで作り上げられる。完成した作品は持ち帰ることもできる。県内の設計士や大工など木材の専門家が丁寧にアドバイスする。県内の木材加工業者
などから出た端材で、ミニチュアのテーブルや椅子などのインテリアも作ることができる。
ハウス作りに先立ち、参加者に県産木材や林業の現状、二酸化炭素排出量などの環境問題を分かりやすく説明する。外国から大量の輸入材が安く入り、国産材の流通が低迷。多くの森林は手入れが行き届かず、荒れて
しまった。県土の約80%を森林が占める特徴を生かし、地元産の木材を適切に使用することで、地域の森林や環境を守れるということを伝える。
担当者は「杉の香りやぬくもり、柔らかさを実感してもらいたい。子育て中の家庭など、家族そろって参加してほしい」と呼びかけている。【水脇友輔】
10月18、19日午前10時から。参加費は1000円。1日15基で先着順。問い合わせは木の国サイト(電話055・284・8888)