ID :
8506
公開日 :
2008年 8月10日
タイトル
[夢のコテージ寄贈元徳山市議の遺族、周南市に長野山緑地公園
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080812-OYT8T00037.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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周南市の長野山緑地公園内で、昨年亡くなった元徳山市議・奥村拓支郎さんの遺族が建てていたコテージ1棟が11日完成し、市に寄贈された。市は10月から、宿泊客への貸し出しを始める予定。遺族は「長
野山は故人が好きだった場所。多くの人に足を運んでもらい、コテージを利用してほしい」と話している。(中村明博)
奥村さんは、1973年から99年まで旧徳山市議を7期26年務め、昨年5月に68歳で亡くなった。市議時代にはマンドリンクラブを作り、同山で練習したり、コンサートを開いたりした。
公園内には、79年に宿泊施設として建てられたバンガロー9棟と、91年に完成したログハウス1棟がある。遺族によると、園内に別荘を建てるのが生前の奥村さんの夢で、バンガローなどが老朽化したため、コテー
ジの建設・寄贈を市に申し入れたという。
コテージは、木造2階建てで1階部分が30平方メートル、2階が25平方メートル。シャワーやトイレが完備されているほか、奥村さんが大好きだったマンドリンの置物も飾られている。
同山の利用者数はピーク時には、1万8000人を超えていたが、2006年度には約6000人にまで落ち込んでいる。島津幸男市長は「観光振興につながるよう、長野山をしっかりとPRし、コテージを大切に使っていき
たい」と話している。