ID :
8507
公開日 :
2008年 7月23日
タイトル
[ログハウスには久万材を使用、
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新聞名
日本農業新聞
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元URL.
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=6630
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元urltop:
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写真:
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21世紀型の新しい観光農園を目指す愛媛県久万高原町の竹森ガーデンで、顧客が園内の土地を借りて別荘を建てる新たなスタイルの滞在型グリーン・ツーリズム(GT)が始まっている。「ログハウスには久
万材を使用、町外から訪れる人が増えれば住民とは違う目線での地域興しも期待できる」と園主の竹森英輔さん(66)は手応えを感じている。
同園は1978年にリンゴ狩りを開業。その後ブドウ狩り、リンゴとブドウの木のオーナー制など独自の取り組みを次々に導入。新たな観光園のあり方として滞在型G・Tを検討し、園内の雑種地を貸して顧客が建物を建て
るプランを数年前にスタートした。現在、5人が別荘を建てている。
竹森さんと考えが一致した新居浜市の竹内忠雄さん(73)はいち早く200平方メートルの土地を借り、地元業者に依頼して久万材のログハウスを建てた。「借地なのでやりやすかった。二十数年前から利用しているが
家ができて久万を身近に感じるようになった。毎月1、2回は庭のリンゴやトマトの生育を見に来る」という。
「滞在型のGTという長年の夢が実現した。30棟までは建設可能で希望者も次第に増えている。多くの人が来ればいろんなイベントが考えられ地域に新しい風が吹く」。観光園オープン30年の節目を迎え竹森さんの思
いは広がる。