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木造建築のネツト記事
ID 7662
公開日 :  2008年 5月20日
タイトル
[子ども樹木博士講座:この葉何の木? 特徴や生活とのかかわり紹介
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080520ddlk35040614000c.html
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元urltop:
上記情報ページのTOPへリンク
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写真:
 
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地青少年自然の家  「樹木博士になってみよう」。山口市徳地の国立山口徳地青少年自然の家で25日、木の名前や特徴を学ぶ「子ども樹木博士養成講座」が開かれる。親子で自然に親しんでもらうことが狙い。講師の一人で森林インスト ラクターの横田登美子さんに、3枚の葉を例にそれぞれの木の特徴と人の生活とのかかわりを紹介してもらった。
 <A>は柿の葉。干し柿は1000年も昔から保存食として作られていて、柿は家を建てると必ず1本は庭に植えられていた。県内の山間部では冬になると、住民の高齢化で実がもがれなくなった柿を目当てにツキノワ グマが現れることもあり、新たな課題となっている。
 <B>はクリの葉。昔は葉を煮た汁をやけどに付けていたという。木は硬く腐りにくいため住宅の土台などに利用された。現在は広葉樹の減少で大木が減り、家具材としての価格は高騰している。
 <C>は童話「もちもちの木」にも登場するトチノキの葉。5~7枚の小さな葉が集まって1枚の葉の形をしている。実はあく抜きして餅を作ることもでき、今でも土産物などで見かけることもある。
   ◇   ◇  「子ども樹木博士」は全国森林レクリエーション協会が認証しているもので、10級から4段まである。25日の「養成講座」は県内では初の企画で、森林インストラクターら約10人が「樹木ツアー」でそれぞれの木の役割 を解説して最後に認定テストを受けてもらう。徳地青少年自然の家では、山の遊歩道の木々に特徴を書いた表札を取り付け、クイズが楽しめる「ネイチャーオリエンテーリング」も実施しており、25日以外でも自然観察を 楽しむことができる。
 養成講座は午前10時から。参加費は1人700円。問い合わせと申し込みは徳地青少年自然の家(0835・56・0112)。【