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ID :  5968
公開日 :  2008年 1月10日
タイトル
[函館の熊谷さん 迫力!SL木製模型 写真参考に2カ
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月半かけ
新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/69869.html
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写真:
 
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趣味で木工細工を楽しんでいる函館市亀田本町の熊谷悌三さん(71)がこのほど、JRの函館-森間を走る蒸気機関車「SL函館大沼号」の木製模型を作った。外観や運転席を写した写真十枚を基に二カ月半 で仕上げ、十二個ある車輪も一つ一つが動くよう仕上げた労作だ。  熊谷さんは伊達市生まれで、いまは廃線になった胆振線を走る蒸気機関車を見て育った。函館市内の木工所を定年退職し、二○○五年から木工細工を始めた。これまで船や車などを手がけた。今回は「設計図を引か ず、蒸気機関車の迫力を出そう」と、過去に撮った写真を参考に製作。昨年十月上旬からほぼ毎日、函館市総合福祉センターの木工室に通い詰め完成させた。  函館大沼号はC11タイプのSLで、塗装して黒光りする模型は長さ四十八センチ、幅十センチ、高さ十七センチ。ボイラー部分は家具の廃材を使い、動輪を連動させるロッドという部分は木を削って作った。針金やつま ようじで細部まで凝っている。(