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ID :  5665
公開日 :  2007年 12月 5日
タイトル
[「大規模修繕」と「大規模の修繕」
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const07q4/554184/
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元urltop:
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写真:
 
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もはや“古典”となった英国の人気人形劇「サンダーバード」では、「1号」から「3号」までのそれぞれ特徴あるロケットや、宇宙ステーション「5号」に加えて、水中作業を行う小型潜水艇「4号」が登場します。で っぷりとして愛嬌のあるフォルムの「2号」が搭載するさまざまな格納庫から出てくるメカのひとつで、明らかにナンバーを振られた他のメカとは不釣合い。「おまけ」のような扱いでした。これはこれで人気がありましたが、 初めて見たときは、「なんでこれが4号なんだ。だったらモグラーだって“6号”になっていいじゃないか」と子ども心に不満に思い、TVに向かって“吠えた”のを記憶しています(ちなみに6号はペネロープ嬢が乗る車とい う説もあります)。
建築基準法(以下、建基法)は6条で建築物を「1号」から「4号」に区分けしています。ここでも「4号」はおまけ扱いを受けています。マンションのような3階建て以上の共同住宅は「第一号」に該当します。「第二号」は木造 で3階建て以上か、軒高9m超もしくは高さ13m超、または延べ面積が500m2超の建築物、「第三号」は木造以外の建築物で2階建て以上か延べ面積200m2を超えるものです。「第四号」はそれ以外の建築物で、主に2階 建て以下の在来工法の戸建て住宅を指しています。
なぜ、「第四号」建築物がおまけかというと、建築確認申請における扱いが「第一号」から「第三号」までとは異なるからです……