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木造建築のネツト記事
ID :  4901
公開日 :  2007年 10月 6日
タイトル
[47都道府県の木大集合 開拓期の余韻、高蔵寺ニ ュータウン
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20071006/CK2007100602054194.html
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元urltop:
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写真:
 
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春日井市の高蔵寺ニュータウンに、全都道府県の木が一堂に会した通りがある。全国各地からニュータウンに移り住んできた人たちにとっての“郷愁通り”。入居開始から三十九年がたったニュータウンの片 隅で、ひっそりとかつての開拓期の余韻を今に伝えている。
 通りは、同市岩成台の水辺公園に面した市道。道沿い約百五十メートルに渡って四十七都道府県の木が植えられている。北海道のエゾマツや青森県のヒバといった寒冷地の木や香川県のオリーブ、沖縄県のリュウキュ ウマツなど、多種多様な木がそろっている。
 都道府県木は、ニュータウンを造成した日本住宅公団(現・都市再生機構)が一九七七-七八年くらいに四十種類の約八十本を植えた。さまざまな出身地の住民がいることから記念の意味を込めて植えたらしい。
 自生する気候が違う木々を一カ所に集めたことで、南北地域の木が枯れる被害も発生。八一年ごろに公団から管理を引き継いだ市は、これまでに二回ほど植え直しを実施した。現在も東北や九州地方を中心に十本が 枯れており、市公園緑地課は再度植え直す方向で検討している。
 また、最近になって木の根本につけた説明板を壊すいたずらが急増。二十六本の説明板が被害に遭い、はがされたり、折り曲げたりされている。同課によると、ここ三年間で四回ほど説明板を更新したという。
 同課は「植えてから長い年月がたち、並木を知らない人も多いが、全国から人が集まってきたニュータウンならではの風景。大切に次世代へ伝えていってしてほしい」と話している。