ID :
4904
公開日 :
2007年 10月 6日
タイトル
[木造家屋建築現場76%で違法行為
.
新聞名
東奥日報
.
元URL.
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071008133729.asp
.
元urltop:
.
写真:
.
作業員の墜落・転落事故を防ぐための必要な措置を取らないなど、青森労働局が七月に一斉監督した県内の木造家屋建築現場のうち、75.6%が労働安全衛生法に違反し、昨年より13.3ポイントと大幅に悪化
したことが分かった。災害発生の危険性が高いとして、現場への即時立ち入り禁止命令を出した事例は二十二件に上った。
同局は七月、県内の木造家屋建築現場のうち、高所作業を伴うなど危険度の高い八十六カ所を抽出して一斉監督。このうち、六十五カ所で違法行為を確認した。
最も多かったのは、地面から二メートル以上ある高所での作業にもかかわらず作業床を敷かなかったり、はしごや脚立の構造に不備があるなど「墜落防止措置」を怠っているケースで三十六カ所。以下、足場の構造が
不安定だったのが二十一カ所、木材加工用機械の丸のこ・かんなの刃が安全な状態で保管されていないなどの事例が十七カ所だった。