ID :
4757
公開日 :
2007年 9月18日
タイトル
[浜松市 浜松城木造天守閣再建を検討
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新聞名
建通新聞
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元URL.
http://www.kentsu.co.jp/shizuoka/news/p01459.html
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元urltop:
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写真:
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浜松市は、市議会建設委員会で浜松城木造天守閣再建を検討していく方針を表明した。ただ、建設決定ではなく、今後の署名活動等の結果をみて、再建に対する市民の賛同が得られるものと判断できれば検
討に入るとしている。現在の天守閣は、1956年に募金活動を展開し、集まった浄財約1000万円をもとに58年4月に竣工した。概要は鉄筋コンクリート造3階建て(地下1階)延べ311平方㍍。なお、現在の天守閣は竣
工後50年近くが経過し、耐震性能上の課題や野面積み石垣の変形(膨らみ)もあって、今後、何らかの対策が必要とされている。木造天守閣再建にあたっては、歴史資料が無いことによる課題や約20億円かかるといわれ
る財源が大きな課題となっている。浜松城公園は計画面積12・6㌶の緑豊かなセントラルパークとして多くの市民らに利用されている。今後も市民の憩いの場として、また観光拠点の一つとして、来園者のための駐車場
や観光トイレの整備を行うとともに、史跡復元事業の一環として、かつてあった櫓門などの再建にも着手していく。なお、浜松城公園には地震災害時における広域防災公園としても位置づけられており、、これらの史跡整
備事業と並行して耐震性貯水槽などの防災設備の整備を進めていく。