ID ：
4559
公開日 ：
2007年 8月25日
タイトル
［木造校舎広がる美空間 芸術展『八尾スローアートショー』
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新聞名
北陸中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20070825/CK2007082502043764.html
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元urltop:
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写真:
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廃材オブジェなど並ぶ
温かみと懐かしさ
木造の小学校を舞台にした芸術展「八尾スローアートショー」が二十四日、富山市八尾町の樫尾小学校で始まった。二十六日まで。
普段は地域住民も入ることのない小学校で木造の空間や芸術に触れ、その魅力を知ってもらうとともに地域のつながりにつなげたいと、三年前から木造の小学校で開かれている。コーディネーターを務める建築家の山
口尚之さん（４０）＝東京都文京区＝の呼び掛けに賛同するアーティストが参加している。
昨年から同市内で最も古い木造校舎の樫尾小学校で行われ、今年は地元のほか、東京、金沢などから現代美術家や彫刻家、振付家など幅広い分野の十二組の芸術家が出展した。
あたたかみのある木の廊下には、麻の廃材や海藻を使った花のオブジェやげた箱をモチーフにした作品など約六十点が並ぶ。体育館では、舞台上スクリーンに一九三七年から二〇〇七年までの八尾町が時系列に並
ぶ「時空間マップ」が映し出され、地図上のマークを選ぶと、その時その場所での八尾の人々の思い出を語った声が聞ける作品もある。
山口さんは「誰もが懐かしさを感じる木造校舎の空間と作品を一緒に見てほしい」と話している。