ID　2267

登録日　 　2006年 12月11日

タイトル

異変！？ひっそり咲かない茶の花 甲賀市・土山

新聞名

京都新聞

元URL.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006121100246&genre=K1&area=S10

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写真:

　

滋賀のお茶どころ、甲賀市土山町の茶畑で、今秋から初冬にかけて茶の花が例年になく目立って咲く現象が見られた。茶は「木が弱ると花が咲く」と言われ、農家からは心配する声も上がっているが、県茶業指 導所（同市）は「夏場の天候不順のためとみられ、木の生育には大きな影響はなさそう」としている。 　茶の花は直径３センチほどの白色で、同指導所によると通常は木の下や端など目立たない所に咲く。しかし、今年は木の上部に咲くケースが多く、緑の畑に白い点々がついたような姿が見られた。１１月中－下旬がピー クだったが、今でも一部で花が残っている。 　同町茶業協会の安井敬一会長(62)は「新芽が出る葉の付け根から咲いており、一番茶への影響を心配する声もあった」と話す。同指導所は「７月の長雨から一転して８月には雨が少なくなり、木にストレスがかかったので は。花は目立つが数は多くなく、花芽の横から新芽も出ており生育に影響はない」とみている。