ID　2266

登録日　 　2006年 12月11日

タイトル

木彫り工房で臼（うす）づくり

新聞名

ニュースエコー

元URL.

http://www.ibc.co.jp/ibcnews/today/NS003200612111842352.html

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写真:

　

12月も半ばに入り、大船渡市にある木彫りの工房では、モチをつくための臼づくりに追われています。
大船渡市赤崎町に工房をかまえ、木彫りの面や民芸品を製作している佐々木淳一さんは、毎年この時期になると正月用の臼づくりに追われる毎日です。皮をはいだ丸太を回しながら中をくりぬき手斧とノミで丁寧に仕上 げていきます。材料は地元で長い年月をかけて育ったケヤキやミズメザクラを選び抜いて使っていて、固い材質のため丈夫な臼ができますが加工は大変で1週間で一つの臼が完成すれば上出来といいます。佐々木さん は「今年は、大船渡市内の他にも盛岡や花巻、秋田などからも注文が来ていて、おかげさまで大忙し。木目が美しいいいケヤキが手に入ったので、臼作りにもいっそう身が入る」と話していました。