ID 2269
登録日
2006年 12月12日
タイトル
家族で森遊び 森林の魅力満喫
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=5662
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元urltop:
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写真:
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約68ヘクタールの森林が広がる伊那市のますみケ丘平地林で10日、「市民の森林(もり)」づくりを目指すイベントが開かれた。雨のため2日間の予定が1日に短縮されたが、家族連れなど約100人が参加。
林内の広場に設置するウッドデッキ作りの作業や、小枝を使ったクリスマスツリー作りなどの家族向けの森遊びのイベントを通じて、森林の魅力を満喫した。
ウッドデッキ作りは、林内で、劣勢木の中から直径20―30センチのヒノキ2本を伐採。島崎山林塾企業組合の藤原祥雄さんらを講師に、チェーンソーの使い方から伐採、製材まで学びながら作業を進めた。参加した人
はいずれも森林整備に関心の高い人だけに、「少しでも市民の森づくりに協力できれば」と話していた。
小さな子どもと一緒に家族での参加が多かった森遊びでは、全国で自然ふれあい活動を指導している「ろぜっとわーくす」(中山康夫代表)の指導で、小枝を使ったクリスマスツリー作りやハンモック遊びなどを楽しんだ
。母親と一緒に参加した伊那市美篶小学校2年生の伊藤早希さんと桜井るん菜さんは、「小枝を三角に結ぶのが難しかった」と話しながら、ツリーの完成を喜んでいた。
ますみケ丘平地林はアカマツ中心の里山で、市は1997年から買収や賃貸借を進め、現在は52ヘクタールを管理している。今回のイベントは、3月に市民がまとめた利活用実施計画に基づいて企画。初めてのイベン
トとして実施した。
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