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ミナスの苗会社は全力を挙げてユーカリの苗増産に励み、年末までに2・8億本の苗を育てているが、需要を充たすに至らない。日伯セルローズCenibraの常務、ミナス林業協会のアギアル会長は「生産性向
上の結果、ユーカリ苗の需要は爆発的な伸びを示し、1千本R$400でも飛ぶように売れ、誰も価格を気にしない」と語る。
70年代に開発されたハイブイリッド種のユーカリは画期的な年間35立方米という生産性で、植付けてから7年後、ヘクタール当り240立方米の材木を生産する。この中で40立方米を負債返済に当てるとして、価格は
R$53なのでヘクタール当り1・06万レアルの収入が残る。他の土地利用によるヘクタール当りの収益は、牧場がR$120、トウモロコシがR$130、大豆がR$200、砂糖きびがR$700、これに対してユーカリは7年 間でR$1万0600、金利その他の経費を差し引き、価格を内輪に見積もっても一年当りR$1千を超える収益となる。
ユーカリの需要はパルプと製鉄。双方ともミナス州で隆盛な産業。ユーカリ植林は原始林と異なり、多種混植ではないが、乱伐の後を放置する、あるいは牧場にするよりも、環境保全の面から望ましいとされている。++
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