ID　2113

登録日　 　2006年 11月20日

タイトル

森林管理の在り方提言 佐賀大でシンポ

新聞名

佐賀新聞

元URL.

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=261829&newsMode=article

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森づくりについて基調講演する垰田宏・元森林総合研究所研究管理官＝佐賀大学 　県民協働による森づくりを考える「こだまの森林（もり）づくりシンポジウム２００６」（県主催）が１９日、佐賀大学であった。常緑広葉樹林専門家の垰田（たおだ）宏さんと森林ボランティア丹羽健司さんの基調講演とパネル ディスカッションがあり、森の管理や造林について意見を交わした。
　元森林総合研究所研究管理官の垰田さんは、広葉樹林について「よい森を育てるには管理が欠かせない」と指摘。森づくりの理想像と放置した場合の姿を比較し、違いを修正しながら管理してほしいと強調した。また、 天然林を伐採から守るために人工林はあると説明。「できるだけ多くの天然林を残す必要がある」と述べた。
　林業関係者ら約１５０人が参加。パネル討論では、森づくりに取り組む行政やボランティア関係者ら４人が発言。相互の連携や今後の展望について意見交換した。