ID 142
登録日
2007年 3月 6日
タイトル
奉仕活動に地域通貨を発行 森とみどりの会美馬地区委員会
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117314444883&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
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とくしま森とみどりの会美馬地区委員会(委員長・牧田久美馬市長、事務局・県西部総合県民局内)が、同地区(同市、つるぎ町)内の森林づくり事業のボランティアに参加した人たちに地域通貨を発行している
。市民から寄せられた「緑の募金」を活用した事業で、県内初。通貨は地区内の特産品などの利用に限定しており、特産品の消費拡大も目指す。同委員会は、放置したままになっている森林の再生や山村と都市との交流
などにつなげたい考えだ。
地域通貨は、下草刈りや間伐など一日一作業当たり、五百円相当の「五百ぼらん」を発行し、同委員会が指定した場所と商品で利用できる。指定場所は、太陽マーケットや美馬温泉、ブルーヴィラあなぶき、つるぎの湯「
大桜」(以上美馬市)、道の駅「貞光ゆうゆう館」、剣山木綿麻温泉(以上つるぎ町)で、指定商品は、ゆずみそや梅干しなどの特産品や入浴券。同地区内の特産品の消費や観光施設の利用を推進する。
昨年八月には、第一弾として、美馬市の三頭山で行われた「県民参加の森林づくり事業」(三頭ふれあいの森実行委員会主催)で実施。ボランティア七十人に発行し、十二月下旬までにしていた有効期限内に三十八人が
利用した。
通貨発行の対象となるのは、「とくしま森とみどりの会」(本部・徳島市)が「県民参加の森林づくり事業」と認めたもので、希望する団体や住民たちは、同会への申し込みが必要。
同委員会では、地域通貨の発行を通して<1>ボランティア活動への意欲向上<2>森林整備の労働力補完<3>特産品のPRと、他の商品への購買波及<4>都市と山村の交流による地域活性化-などを期待。「地
域通貨の発行を一つのきっかけにしてもらい、手つかずの森林の整備に発展させてほしい」と呼び掛けている。同事業への申し込みや問い合わせは同委員会〈電0883(53)2293〉。
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