ID 131
登録日
2007年 1月29日
タイトル
東大寺境内の環境守れ 奈良大宮ロータリークラブが植樹
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新聞名
産経新聞
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元URL.
http://www.sankei.co.jp/chiho/nara/070128/nar070128002.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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東大寺(奈良市)境内の豊かな歴史的景観と自然環境を守ろうと、奈良大宮ロータリークラブ(清岡正教会長)は27日、大仏殿西側広場にサルスベリ10本を植樹した。地中の保水力を高めるとともに、夏から
秋に咲く白やピンク色の美しい花で境内に彩りを添えることが目的。植樹には同寺の僧侶も参加し、木の順調な生育を願った。
同寺境内一帯では、数十年前からマツクイムシにより松の木が枯れ、地中の保水力が低下。10年ほど前からは、大雨が降ると大仏殿周辺が水浸しになることもあるという。このため同クラブは、サルスベリを3年間で
計30本植えることを同寺に申し出た。
この日の作業には、同クラブのメンバーら約50人が参加。樹齢20年近いサルスベリを丁寧に植えた。清岡会長は「息の長い作業だが、少しずつ植樹をしていきたい」と話した。
同寺では平成22年、大仏造立を発願した聖武天皇の后(きさき)・光明皇太后没後1250年法要を営む予定。同寺の橋村公英財務執事は「サルスベリは宮廷にかかわる木とされ、光明皇太后にもゆかりがあったと聞く。
植樹されたサルスベリが、皇太后御遠忌法要に合わせて、きれいな花を咲かせてくれれば」と話していた。
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