ID 132
登録日
2007年 1月29日
タイトル
ツツジ、一輪花咲かす 長岡京の民家で1カ月以上
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20070129000930
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元urltop:
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写真:
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京都府長岡京市神足の民家で育てられているツツジが、冬空の下で愛らしい花を咲かせている。例年は5月か6月ごろに咲く花が今年は一輪だけ早咲きしたといい、持ち主の池上三郎さん(76)が「こんなこと
初めて」と驚いている。
池上さんの自宅の庭に10年ほど前からある高さ約1メートルの木で、12月下旬、木の上の方に白い花が一輪だけ咲いているのに気づいた。すでに1カ月以上咲き続けていて、花のすぐ隣にあるつぼみも数週間同じ
状態のままという。
庭にはほかにもツツジの木があるが、花やつぼみをつけているのは1本だけで、花の周りだけ一足早く春が来たよう。池上さんは「春に咲く時は数日間で枯れてしまうが、気温の低い時期に咲いたせいか、花が長期間楽
しめる」と喜ぶ一方、温暖化の影響も心配する。市緑の協会によると「生育不足でランの展覧会が開けなくなるなど、市内でも暖冬の影響があちこちで見られる。植物は人間より敏感だからではないか」と話している。
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