ID 1795
登録日
2006年 10月 6日
タイトル
校庭の桜、ずっと一緒に 宮津・府中小 枝で鉛筆など作製
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006100600061&genre=F1&area=K60
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元urltop:
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写真:
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京都府宮津市中野の府中小で5日、児童が7月末に国道178号拡幅工事のため伐採された校庭の桜の木を「再生」しようと、枝を利用して鉛筆とストラップを作った。
桜は樹齢約50年のソメイヨシノ2本で、毎年春になると校庭横の国道にはみ出すほどの勢いで花を咲かせていた。
この日体育館では、全校児童119人が2学年ずつ3回に分けて、丹後広域振興局林業課の職員4人の指導を受けながら、鉛筆とストラップ1つずつを製作した。
児童は、枝の先端部分にドリルで穴を開けて好きな色のしんを差し込んだり、木片を電動やすりで丁寧に削ってストラップにし、ぬくもりのある木の地肌を生かした作品に仕上げた。
黄緑色の色鉛筆を作った1年の佐々木茜さん(7つ)は「削るのが大変だった。ストラップはランドセルにつけたい」と、うれしそうに話した。桜の幹の部分も乾燥させて花瓶類を置く台などにする予定。また、同校は今年 中に新たな桜を植樹する。
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