ID 2098
登録日
2006年 11月17日
タイトル
秩父の老樹・名木 ガイド本で保存訴える 環境を考える会
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新聞名
埼玉新聞
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元URL.
http://www.saitama-np.co.jp/news11/17/32l.html
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元urltop:
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写真:
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「秩父の環境を考える会」(石川友一会長)は、市や町の天然記念物になっている樹木を紹介した「秩父地方の老樹・名木II」を刊行した。老樹の保存を訴えるとともに、エコツアーなどにも役立てていく考えだ
。
七年前に刊行したガイドの第二弾。前回紹介した木の中には衰えが目立ってきたものもあり、元東京農工大教授の新井雅夫さんを調査委員長に、十二人の会員が昨春から今秋にかけて再度調査を行った。
県や市、町の天然記念物が三十五本と、天然記念物に匹敵する木二十本の計五十五本を掲載。それぞれのカラー写真と、大きさや場所、故事などに触れた解説文も添えた。巻末にはそれぞれの木の樹勢を五段階評
価した一覧表がついている。
秩父で確認されたなかで最も古い樹齢八百年の上影森のカヤをはじめ、秩父事件に巻き込まれて幹がこげたカキの木など、歴史を感じさせるものばかり。調査に加わった古川米夫さんは「一本一本の木には、人々の生
活や信仰などがかかわっている。それを知ることが保存につながる」と話していた。
A5判、六十九ページ。印刷部数に限りがあるため、希望者は来年一月三十一日までに連絡を。問い合わせは古川さん(電話0494・62・1347)へ。
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